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2020年12月5日 16時33分00秒 (Sat)
第13回 品質工学技術戦略発表大会でのパネルディスカッション報告
第13回 品質工学技術戦略発表大会でのパネルディスカッションの司会を担当いたしました.以下がその概要です
テーマ
「日本企業の技術・製品・サービスの開発においてリーダーが考えるべきこと」
初めてのパネルディスカッション司会でしたので心配でしたが,結果的には多くの質問やご意見をいただき,とても良いセッションになったと思っております.大会中は参加者から質問を受ける時間が足りず,チャットを使った質問を多数いただきました.この場を借りて参加者,パネリスト,そしてバックアップしていただいた学会関係者の皆様に感謝申し上げます.パネルディスカッションの内容は,大会終了後に追記したチャットのQ&Aも含めて学会誌に掲載する予定ですので是非参考にしていただければと思います.
テーマ1 マツダの取り組みを目指す姿として 経営マネジメントについて
最初に私から,以下の具定例を紹介し,これをきっかけに活発な議論が展開されました.
LIMDOW-MOの技術開発から事業化に至る過程での経営マネジメントの重要な役割
半導体ステッパーの技術開発戦略における経営マネジメントの意思決定とその結果
テーマ2 品質工学は実験効率化の手法ではなく技術開発の戦略であり技法である
このことをマネジメントや技術者の皆様に理解していただくためにはどうしたらよいか??
テーマ3 お客様の期待を超える製品実現のための方向性
従来:与えられた性能目標の達成,お客様の生の声(クレーム)への対応
今後:VOCの創造と実現
その他,AIとの融合に関するテーマも準備していましたが,時間切れとなってしまいました.これについてはまた別に機会にと思っております.
テーマ
「日本企業の技術・製品・サービスの開発においてリーダーが考えるべきこと」
初めてのパネルディスカッション司会でしたので心配でしたが,結果的には多くの質問やご意見をいただき,とても良いセッションになったと思っております.大会中は参加者から質問を受ける時間が足りず,チャットを使った質問を多数いただきました.この場を借りて参加者,パネリスト,そしてバックアップしていただいた学会関係者の皆様に感謝申し上げます.パネルディスカッションの内容は,大会終了後に追記したチャットのQ&Aも含めて学会誌に掲載する予定ですので是非参考にしていただければと思います.
テーマ1 マツダの取り組みを目指す姿として 経営マネジメントについて
最初に私から,以下の具定例を紹介し,これをきっかけに活発な議論が展開されました.
LIMDOW-MOの技術開発から事業化に至る過程での経営マネジメントの重要な役割
半導体ステッパーの技術開発戦略における経営マネジメントの意思決定とその結果
テーマ2 品質工学は実験効率化の手法ではなく技術開発の戦略であり技法である
このことをマネジメントや技術者の皆様に理解していただくためにはどうしたらよいか??
テーマ3 お客様の期待を超える製品実現のための方向性
従来:与えられた性能目標の達成,お客様の生の声(クレーム)への対応
今後:VOCの創造と実現
その他,AIとの融合に関するテーマも準備していましたが,時間切れとなってしまいました.これについてはまた別に機会にと思っております.
2020年12月5日 15時46分01秒 (Sat)
第13回 品質工学技術戦略発表大会での発表報告
11/27に開催された第13回品質工学技術戦略研究発表大会での発表報告です,
タイトル
「DFSSをベースとした技術開発プロセスの実践 ~既存事業から新規事業へ~」
㈱リコー 細川哲夫,渡辺誠,高内正恵
リコーインダストリアルソリューションズ㈱ 成田博和
発表:細川
今回の大会は大きく以下の3つのセッションからなります.
1)DFSSの概要と実践研究
2)マツダをはじめとする広島地区での品質工学の新展開
3)パネルディスカッション
この発表はDFSSセッションでの実践事例の研究報告という位置づけです.最初に田口伸さんからDFSSの概要説明があり,それを受けて最新事例の報告をさせていただきました.以下が発表の概要です.
1. DFSSを活用する狙い
お客様の期待を超える製品を継続的に実現すること
IDDOVの二つのDの順番を逆にして,Develop Conceptの次にDefine Requirementを実施することによって既存事業で蓄積した技術を新たな市場に活かし,新規事業を立ち上げること
2.技術を創りこむプロセスの提案
小型折り機構とLIMDOW-MOの技術開発事例を対象に,R-FTAと公理設計を実施し,新たな技術手段を考案する的確性が向上する効果を確認した上で,以下のPDSAサイクルを提案しました
P:システムと制御因子の決定
D:システムの課題抽出 ロバストパラメータ設計活用
S:ロバスト性の改善メカニズム把握 CS-T法活用
A:新たなFunction Requirement(源機能)考案とシステム創造
R-FTA, 公理設計,Pugh,TRIZなどを活用
3.市場とVOCを創造するプロセスの実践
シーズ技術から新規市場を創造するための新たなプロセスを提案しました.QFDシンポジウムでの発表内容をベースにして,新規市場創造までのステップをより汎用化させた内容です.福原流QFDの考え方とプロセスを応用しています.その先行事例として,プロジェクター向けのキーテクノロジーであるMicro Lens Arrayを各種ライトや照明市場に投入する取り組みを紹介しました.今後は本ステップを社内の様々なシーズ技術に活用し,新規事業の立ち上げを加速したいと考えています.
4.まとめ
お客様の期待を超えるためには”手法”ではなく”技法”の活用が重要になってくる.
手法:手順を間違えなければ誰でもほぼ同じ結果が得られる 製品設計段階のパラメータ設計など
技法:鬼に金棒の金棒 鬼が主役 金棒は重たいのである程度力のある鬼でないと振り回せない 振り回していると力がつく
これまでの品質工学の領域を超えた内容でしたので,多くの参加者にとって新鮮な内容だったと思います.
本内容は商品開発プロセス研究会のWG2における今後の研究テーマとして取り上げる予定です.
タイトル
「DFSSをベースとした技術開発プロセスの実践 ~既存事業から新規事業へ~」
㈱リコー 細川哲夫,渡辺誠,高内正恵
リコーインダストリアルソリューションズ㈱ 成田博和
発表:細川
今回の大会は大きく以下の3つのセッションからなります.
1)DFSSの概要と実践研究
2)マツダをはじめとする広島地区での品質工学の新展開
3)パネルディスカッション
この発表はDFSSセッションでの実践事例の研究報告という位置づけです.最初に田口伸さんからDFSSの概要説明があり,それを受けて最新事例の報告をさせていただきました.以下が発表の概要です.
1. DFSSを活用する狙い
お客様の期待を超える製品を継続的に実現すること
IDDOVの二つのDの順番を逆にして,Develop Conceptの次にDefine Requirementを実施することによって既存事業で蓄積した技術を新たな市場に活かし,新規事業を立ち上げること
2.技術を創りこむプロセスの提案
小型折り機構とLIMDOW-MOの技術開発事例を対象に,R-FTAと公理設計を実施し,新たな技術手段を考案する的確性が向上する効果を確認した上で,以下のPDSAサイクルを提案しました
P:システムと制御因子の決定
D:システムの課題抽出 ロバストパラメータ設計活用
S:ロバスト性の改善メカニズム把握 CS-T法活用
A:新たなFunction Requirement(源機能)考案とシステム創造
R-FTA, 公理設計,Pugh,TRIZなどを活用
3.市場とVOCを創造するプロセスの実践
シーズ技術から新規市場を創造するための新たなプロセスを提案しました.QFDシンポジウムでの発表内容をベースにして,新規市場創造までのステップをより汎用化させた内容です.福原流QFDの考え方とプロセスを応用しています.その先行事例として,プロジェクター向けのキーテクノロジーであるMicro Lens Arrayを各種ライトや照明市場に投入する取り組みを紹介しました.今後は本ステップを社内の様々なシーズ技術に活用し,新規事業の立ち上げを加速したいと考えています.
4.まとめ
お客様の期待を超えるためには”手法”ではなく”技法”の活用が重要になってくる.
手法:手順を間違えなければ誰でもほぼ同じ結果が得られる 製品設計段階のパラメータ設計など
技法:鬼に金棒の金棒 鬼が主役 金棒は重たいのである程度力のある鬼でないと振り回せない 振り回していると力がつく
これまでの品質工学の領域を超えた内容でしたので,多くの参加者にとって新鮮な内容だったと思います.
本内容は商品開発プロセス研究会のWG2における今後の研究テーマとして取り上げる予定です.
2020年11月26日 20時06分53秒 (Thu)
品質機能展開シンポジウムでの発表報告
第26回品質機能展開シンポジウムが11/25にクオリティフォーラム2020と同時に開催され,我々の最新の取り組みを発表いたしました.今回は日本教育会館での会場参加とリモート参加の2つの参加者への同時プレゼンという初めての経験でした.人数は少ないですが参加者の反応を見ながらのプレゼンはとてもやりやすいことを今回も実感しました.
開催シンポジウムの概要は以下です.
1.「QFDとは何か」 玉川大学 永井教授 14:10~14:55
QFDの概要の説明していただきました
QFDの狙いに重点を置いたとてもわかりやすい解説でした
品質表を作ることを目的化しないことを強調されていたことがとても印象に残りました
2.「多次元思考のススメ」 アルプスアルパイン㈱ 黒河様 15:00~15:45
永井教授とは別の視点からのQFDの解説をしていただきました
社内での活用方法について,とてもリアリティーのある内容を報告していただき,とても参考になりました
3.「潜在ニーズ掘り起こしのためのQFD活用 既存MFP事業と研究開発部門での取り組み紹介」
㈱リコー 高内、成田、渡辺、細川からのプレゼン 15:50~16:35
詳細は以下
4.「創造性と効率性を両立した技術開発プロセスの構築の取り組み QFDとMBDの融合」
サワダ技研 沢田代表 16:40~17:25
いつもながらMBDの本質に関する解説はとても深いものを感じます.
技術者の創造性を引き出すための手段としてCAEを位置づけること.大賛成です
以下が我々からのプレゼンの概要です
・QFD活用の狙い 細川
コロナではなく複写機ビジネスモデルへの依存体質が今の危機の根本原因
創業者の市村の創造性が今必要
お客様の期待を超える製品を実現するために福原流QFDを活用
・既存MFP事業での活用 高内
お客様の生の声(Raw Voice)から真のニーズのVOCを発想する進め方と実際の取り組み
福原流QFDにダウンローディング等のアプローチを融合した独自の方法を紹介
・研究開発部門での活用 成田
プロジェクタ向けのキーデバイスであるMLA(Micro Lens Array)技術をプロジェクタ以外の新しい市場に活用し,新規事業を立ち上げる活動の状況を報告.
福原流QFDをアレンジした7つのステップとその実施内容をプレゼン
・まとめ 細川
QFDの二つの側面を説明 仕組みとしての側面と技法としての側面
プレゼン後に5分間のQ&Aがありましたが,嬉しいことに3件の質問があり時間オーバーとなってしまいました.また,セッション終了後にも個別に質問に来られた方もいて,潜在ニーズや市場創造への期待の大きさを実感することができました.
開催シンポジウムの概要は以下です.
1.「QFDとは何か」 玉川大学 永井教授 14:10~14:55
QFDの概要の説明していただきました
QFDの狙いに重点を置いたとてもわかりやすい解説でした
品質表を作ることを目的化しないことを強調されていたことがとても印象に残りました
2.「多次元思考のススメ」 アルプスアルパイン㈱ 黒河様 15:00~15:45
永井教授とは別の視点からのQFDの解説をしていただきました
社内での活用方法について,とてもリアリティーのある内容を報告していただき,とても参考になりました
3.「潜在ニーズ掘り起こしのためのQFD活用 既存MFP事業と研究開発部門での取り組み紹介」
㈱リコー 高内、成田、渡辺、細川からのプレゼン 15:50~16:35
詳細は以下
4.「創造性と効率性を両立した技術開発プロセスの構築の取り組み QFDとMBDの融合」
サワダ技研 沢田代表 16:40~17:25
いつもながらMBDの本質に関する解説はとても深いものを感じます.
技術者の創造性を引き出すための手段としてCAEを位置づけること.大賛成です
以下が我々からのプレゼンの概要です
・QFD活用の狙い 細川
コロナではなく複写機ビジネスモデルへの依存体質が今の危機の根本原因
創業者の市村の創造性が今必要
お客様の期待を超える製品を実現するために福原流QFDを活用
・既存MFP事業での活用 高内
お客様の生の声(Raw Voice)から真のニーズのVOCを発想する進め方と実際の取り組み
福原流QFDにダウンローディング等のアプローチを融合した独自の方法を紹介
・研究開発部門での活用 成田
プロジェクタ向けのキーデバイスであるMLA(Micro Lens Array)技術をプロジェクタ以外の新しい市場に活用し,新規事業を立ち上げる活動の状況を報告.
福原流QFDをアレンジした7つのステップとその実施内容をプレゼン
・まとめ 細川
QFDの二つの側面を説明 仕組みとしての側面と技法としての側面
プレゼン後に5分間のQ&Aがありましたが,嬉しいことに3件の質問があり時間オーバーとなってしまいました.また,セッション終了後にも個別に質問に来られた方もいて,潜在ニーズや市場創造への期待の大きさを実感することができました.
2020年11月15日 19時21分07秒 (Sun)
日科技連 J-Channel 講演 無事終了いたしました
11/13日の10時からのJ-Channel講演,
タグチメソッドによる技術開発 ”ブレークスルーを実現する新しいアプローチ”
の報告です.
4月以降の社内外のプレゼンは全て自宅からのリモート配信でしたが,久しぶりに教室でスクリーンにPPT資料を照射しながらのプレゼンを実施し,その良さを改めて実感することができました.今回も聴講者の皆様はリモートでの参加でしたが,日科技連の皆様が教室に入ってくださり,聴講者として最初から最後まで講演を聞いてくださったので,反応を感じながら進めることが可能となり,とても安心感のあるプレゼンをすることができました.また,リモートとは言っても,カメラによる動画配信でしたので,聴講していただいた皆様も実際の講演のライブ感を味わっていただけたと思います.
私個人としての今回の一番の収穫は,これまで品質工学のイベントにあまり参加されてこなかった製薬や材料系の企業様からも参加していただいたことです.CS-T法等の新しい技法によって,品質工学の活用分野が拡大することはとても喜ばしいことです.
参加していただいた皆様,それと日科技連の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます.今後ともよろしくお願いいたします.
タグチメソッドによる技術開発 ”ブレークスルーを実現する新しいアプローチ”
の報告です.
4月以降の社内外のプレゼンは全て自宅からのリモート配信でしたが,久しぶりに教室でスクリーンにPPT資料を照射しながらのプレゼンを実施し,その良さを改めて実感することができました.今回も聴講者の皆様はリモートでの参加でしたが,日科技連の皆様が教室に入ってくださり,聴講者として最初から最後まで講演を聞いてくださったので,反応を感じながら進めることが可能となり,とても安心感のあるプレゼンをすることができました.また,リモートとは言っても,カメラによる動画配信でしたので,聴講していただいた皆様も実際の講演のライブ感を味わっていただけたと思います.
私個人としての今回の一番の収穫は,これまで品質工学のイベントにあまり参加されてこなかった製薬や材料系の企業様からも参加していただいたことです.CS-T法等の新しい技法によって,品質工学の活用分野が拡大することはとても喜ばしいことです.
参加していただいた皆様,それと日科技連の皆様にこの場を借りて感謝申し上げます.今後ともよろしくお願いいたします.
2020年11月8日 18時39分54秒 (Sun)
11/13 日科技連 J-Channel 講演のアジェンダが公開されました
11/13の10時からリモート開催の日科技連J-Channel講演のアジェンダが公開されました.
https://www.juse.jp/j-channel/course_shiryou/202013_agenda.pdf
タグチメソッドによる技術開発
”ブレークスルーを実現する新しいアプローチ”
というタイトルで,
お客様の期待を超える製品を実現するためのタグチメソッドの活用方法を解説します.
もちろんCS-T法についても解説いたします.
https://www.juse.jp/j-channel/course_shiryou/202013_agenda.pdf
タグチメソッドによる技術開発
”ブレークスルーを実現する新しいアプローチ”
というタイトルで,
お客様の期待を超える製品を実現するためのタグチメソッドの活用方法を解説します.
もちろんCS-T法についても解説いたします.
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