AIと品質工学
2019年7月7日 20時44分13秒 (Sun)
製造業がグローバル競争で生き残るためには独自技術に基づく差別化された製品を効率的かつ継続的に市場投入することが必須条件となってきました.以前のような国内での横並び競争では生き残れなくなってきたのです.この時代の変化に対応して,我々は技術開発活動を質的に変革しなければならない状況にあることは共通認識かと思います.そして,モノづくりを変革する手段として最も注目されているのがAIです.AIを利用すれば百個以上もある設計パラメータを自動で最適化してくれます.AIはとてもパワフルな効率化ツールであり,AIツールの活用なしにグローバル競争での生き残りは難しいでしょう.しかし我々が認識しなければいけないことは,AIは与えられた設計空間の中での最適化を最短時間で正確に導くことは得意ですが,与えられた設計空間の外側に存在するよりよい解を導き出すことが不得意であるということです.
お客様の期待を超える製品を実現するためには性能や品質を飛躍的に向上させる,あるいは従来にない新たな機能を実現する必要があります.そして,そのためには新たな構造,機構,工法,材料等の考案が必要であり,そこには創造性が要求されます.創造は最適化のように手順やアルゴリズムに従って実現できるものではありません.残念ながらAIは創造を得意としていないのです.むしろAIに頼りすぎることは技術者の創造性を抑圧してしまうかもしれません.AIに100%頼るのではなく,創造性を効率的に引き出す方向にAIを上手く活用することが課題と言えます.その具体的な方法を2018年にマレーシアのクアラルンプールで開催された品質工学の国際大会:4thICRQEで発表しました.タイトルは以下です.
Surpassing the Current Limits of AI-based Design Methods Using the CS-T Method in Tandem with Automatic Optimization Tools
現在,ジャーナルへの投稿を進めているところです.これが思った以上に長期化しています.掲載がいつになるのか???ですが,掲載されましたら本ブログでも内容を紹介します.
お客様の期待を超える製品を実現するためには性能や品質を飛躍的に向上させる,あるいは従来にない新たな機能を実現する必要があります.そして,そのためには新たな構造,機構,工法,材料等の考案が必要であり,そこには創造性が要求されます.創造は最適化のように手順やアルゴリズムに従って実現できるものではありません.残念ながらAIは創造を得意としていないのです.むしろAIに頼りすぎることは技術者の創造性を抑圧してしまうかもしれません.AIに100%頼るのではなく,創造性を効率的に引き出す方向にAIを上手く活用することが課題と言えます.その具体的な方法を2018年にマレーシアのクアラルンプールで開催された品質工学の国際大会:4thICRQEで発表しました.タイトルは以下です.
Surpassing the Current Limits of AI-based Design Methods Using the CS-T Method in Tandem with Automatic Optimization Tools
現在,ジャーナルへの投稿を進めているところです.これが思った以上に長期化しています.掲載がいつになるのか???ですが,掲載されましたら本ブログでも内容を紹介します.
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