ISO 56002:2019 イノベーション創出のマネジメント手法 その1

2019年11月17日 17時18分06秒 (Sun)

品質工学会と品質管理学会の共同研究会”商品開発プロセス研究会”の第5回WG-1研究会WG-1が11/11に開催され,㈱テクノファの平林委員からイノベーションに関するISOと関連情報に関する紹介がありました.その内容が私の過去の経験からとても納得できるものだったのでその一部を紹介します.

・クレイトン・クリステン氏 ハーバードビジネススクール教授
  新規事業は既存事業と資源の一部は共有化するが,プロセスと優先順位は共有化しない

1993年のLIMDOW-MOの技術開発がまさにそうでした.当初の2層膜から出発し,7層膜方式に至るシステム選択と考案を繰り返す技術開発プロセスは,既存事業や従来の研究業務のアプローチとはまったく異質であり,出島形式の本体から独立した組織だからこそ実行できたのです.もし従来組織のマネジメントが適応されていたら,当時としては非常識であった7層膜方式の技術開発は否定されていたでしょう.我々技術者が自律的に意思決定できる環境であったことが技術開発の成功要因であったのです.過去の常識に基づくマネジメントやマイクロマネジメントは技術者の創造性を抑圧し,結果として新規事業の成功確率を下げてしまうのだと思います

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