BCG仮説
2020年4月12日 15時55分33秒 (Sun)
新型コロナの予防にBCG接種が有効という仮説があります.
各国の人口当たりの感染率や死亡率とBCG接種有無を比較をすると両者に相関があるという事実がこの仮説を元となっています.
接種を継続しているイラクに比べて1984年に接種をやめた隣国イランは60倍が感染,
81年にやめたスペインは,接種を続けているポルトガルの13倍等々.
これだけのn数なのでこの差は偶然ではなく背後に何らかの因果関係はありそうです.
日本の死亡率が他国に比べて低いのもBCG接種が要因である可能性は否定できませんが,
そもそもの検査数が少ないなど他の要因の可能性も捨てきれません.
BCG効果に期待したいところですが,
こういうデータは偽相関の可能性も十分あり得るので,一般的にはあまり信頼されません.
つまり,この結果だけからBCGに効果があると判断し,接種していな国の国民に接種を促すというような判断には至らないことが多いでしょう.
ただし,BCGの効果を信頼できる注目すべき事実があります.
ドイツでは,接種を継続していた旧東ドイツでの感染率と死亡率が,
98年までで接種をやめた旧西ドイツに比べて明確に低いという事実があるとのことなのです.
これはフィッシャー流で言えば局所管理された実験結果と言えるので信頼性はかなり高くなります.
旧東西ドイツの国民が感染するリスク及び死亡するリスクが等しいと仮定すると、
偶然にこのような差となる可能性はほぼゼロです.
オランダでは医療従事者へのBCG接種をスタートさせたほかオーストラリアは臨床試験を始め,米国,ドイツも検証を始めるとのことです.おそらくドイツでの事実から判断したのではないかと思います.
日本はBCG接種を継続してきた数少ない国の一つかと思います.
BCGと新型コロナ予防の医学的な因果関係は不明ですが,それが明らかになるのを待つのではなく,
発展途上国の子供に戦略的に接種するなど,日本が国際貢献の検討を始めるタイミングであると思います.
各国の人口当たりの感染率や死亡率とBCG接種有無を比較をすると両者に相関があるという事実がこの仮説を元となっています.
接種を継続しているイラクに比べて1984年に接種をやめた隣国イランは60倍が感染,
81年にやめたスペインは,接種を続けているポルトガルの13倍等々.
これだけのn数なのでこの差は偶然ではなく背後に何らかの因果関係はありそうです.
日本の死亡率が他国に比べて低いのもBCG接種が要因である可能性は否定できませんが,
そもそもの検査数が少ないなど他の要因の可能性も捨てきれません.
BCG効果に期待したいところですが,
こういうデータは偽相関の可能性も十分あり得るので,一般的にはあまり信頼されません.
つまり,この結果だけからBCGに効果があると判断し,接種していな国の国民に接種を促すというような判断には至らないことが多いでしょう.
ただし,BCGの効果を信頼できる注目すべき事実があります.
ドイツでは,接種を継続していた旧東ドイツでの感染率と死亡率が,
98年までで接種をやめた旧西ドイツに比べて明確に低いという事実があるとのことなのです.
これはフィッシャー流で言えば局所管理された実験結果と言えるので信頼性はかなり高くなります.
旧東西ドイツの国民が感染するリスク及び死亡するリスクが等しいと仮定すると、
偶然にこのような差となる可能性はほぼゼロです.
オランダでは医療従事者へのBCG接種をスタートさせたほかオーストラリアは臨床試験を始め,米国,ドイツも検証を始めるとのことです.おそらくドイツでの事実から判断したのではないかと思います.
日本はBCG接種を継続してきた数少ない国の一つかと思います.
BCGと新型コロナ予防の医学的な因果関係は不明ですが,それが明らかになるのを待つのではなく,
発展途上国の子供に戦略的に接種するなど,日本が国際貢献の検討を始めるタイミングであると思います.
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