狩野モデルで説明する品質工学 その3

2021年1月23日 14時18分17秒 (Sat)

次にレーザーの場合について考えてみます

レーザーにおけるほしいものyはパワーです
そしてパワ一は当然一元Q
電力投入を増やすことでパワーアップさせることは簡単ですが,同時に耐久性が落ちます
よってロバスト性向上がパワーアップの原動力となります 
ロバスト性自体は必要以上に高めてもお客様満足は向上しないので当たり前Qです
よって両者はここでもトレードオフ関係になります

ここまでは,,
レーザーのパワーアップの手段を投入電力(入力M)を高くすることとしたのでトレードオフになりましたが,
その手段をy=βMのβを高めることとすればエネルギー変換効率の向上となり,
熱などの無駄なエネルギーへの変換が減るので耐久性とパワーアップの両立に向かいます
そしてこのエネルギー変換効率を意味するβは一元Qです
同じレーザーでもこのように考えると自動車の燃費と同じ構図になってきます

このようにロバスト性をエネルギー変換効率として定義すると一元的Qとなり,
ほしいものyとのトレードオフ関係が解消されます

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