治療方法で効果が大違い 

2021年3月13日 16時09分09秒 (Sat)

実は数年前から腕を前に伸ばした姿勢にすると右側の首から腕にかけてしびれが出る頸椎症性神経根症になってしまい,通勤途中の整形外科に通い投薬とリハビリの治療を継続していたのです.具体的な治療内容はメチコバールとリリカという薬を服用しながら首を牽引するリハビリを継続するというものです.首の骨に原因があることは明確なので,このリハビリは原因を直接的に取り除くという意味でとても納得できると感じていました.ところが一年以上にわたって薬とリハビリを継続しても改善効果はほとんどゼロだったのです.これはもう完治は無理かなとあきらめていたところでコロナの影響で在宅勤務が始まったことがラッキーでした.

その整形外科は通勤途中にあり,自宅から通うのはとても非効率なので在宅勤務になってから近所の整形外科に改めて通院することにしたのです.そこでの医師の一言が衝撃でした.レントゲン写真を見て,「これは2~3ヶ月で症状が軽減し,数か月で完治しますと」という予測結果が出されたのです.さらに「首の牽引は効かないでしょ」とも言われ,あまりに的確で,かつこれまでの治療方法を真っ向否定するストレートな発言に少々戸惑ってしまいました.で,その治療法はというと薬を変えることと,ストレッチなのです.薬の服用は最初の2か月くらいでしたので,メインの治療は理学療法士の指導によるストレッチです.最初の数か月はあまり効果実感がなく,半信半疑だったのですが,半年くらい経過したあたりから明らかな効果を感じるようになりました.その後ストレッチに加えて,筋トレによる体幹強化も理学療法士の方からアドバイスをいただきながら実施したので両方の効果だと思いますが,今ではまったくしびれがなくなり,完治することができたのです.理学療法士の先生には感謝感謝です.

治療方法によってこんなにも効果が違うことは驚きですが,その前に同じ整形外科でもなぜこうも治療方針が異なるのかについての疑問があるかと思います.前のクリニックでも首の牽引に効果がなければストレッチへという治療方針の変更があってもよいのではと思うのも当然なのですが,それについてはおそらく経営的に難しいのではないかと思っています.これは推定ですが,その通勤途中のクリニックは首の牽引など,高額そうなリハビリ機器が充実していてそれらへの設備投資は相当額になることは容易に想像がつきます.よって,設備の稼働率を上げることが優先されるのは無理もないなと思うのです.当然,リハビリ室には機器がいっぱいで理学療法士によるストレッチをしようにもそのためのベッドを置くスペースがありません.一方,近所の整形外科にのリハビリ室にはリハビリ装置はわずかしかなく,その代わりにそれなりの人数の理学療法士の先生方が活躍されています.この設備投資判断の違いが治療方針の違いになっているのでしょう.我々患者側がクリニックを選択することも重要ですね.
 

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