商品開発プロセス研究会WG2 今後の研究
2021年8月14日 14時51分29秒 (Sat)
WG2の研究活動は欧米から謙虚に学ぶと同時にJapan as No.1と言われていたころの日本の強みを再認識するところにも特長があります.WG2での議論の中で共有化された最近の日本企業の課題についても触れたいと思います.品質工学の活用はR&Dなど製品化プロセスの上流に行くほど効果が大きくなります.
ところが,上流段階での品質工学の活用が進まない実態があるのです.上流活用の本質は失敗の加速と失敗からの有益な情報獲得にありますが,これが短期成果主義マネジメントと相性が悪いのです.欧米企業がかつての日本企業から学び,それをDFSSなどの仕組みとして再構築した一方で,日本企業はかつての欧米企業の合理主義経営を導入し,創造性と効率性の両立という意味で周回遅れ状態になってしまったと思うのです.この状態でT7の導入を推進するとT7が短期成果の手段とされてしまい件数管理などの形骸化が懸念されます.それを避けるためにより大きな経営目標を設定し,それを実現する手段としてT7を位置付ける方針管理の再導入が有効ではないかと考えています.今後は品質工学やT7を経営課題を解決する手段として位置付けるための方針管理の方法について研究を進めていきます.経営マネジメントの関与も含めたトータルな技術開発プロセスの構築と言ってよいでしょう.
ところが,上流段階での品質工学の活用が進まない実態があるのです.上流活用の本質は失敗の加速と失敗からの有益な情報獲得にありますが,これが短期成果主義マネジメントと相性が悪いのです.欧米企業がかつての日本企業から学び,それをDFSSなどの仕組みとして再構築した一方で,日本企業はかつての欧米企業の合理主義経営を導入し,創造性と効率性の両立という意味で周回遅れ状態になってしまったと思うのです.この状態でT7の導入を推進するとT7が短期成果の手段とされてしまい件数管理などの形骸化が懸念されます.それを避けるためにより大きな経営目標を設定し,それを実現する手段としてT7を位置付ける方針管理の再導入が有効ではないかと考えています.今後は品質工学やT7を経営課題を解決する手段として位置付けるための方針管理の方法について研究を進めていきます.経営マネジメントの関与も含めたトータルな技術開発プロセスの構築と言ってよいでしょう.
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