第32回企業交流会開催の背景とプログラム

2021年8月15日 15時35分38秒 (Sun)

 品質工学会の事業部長に就任してから最も困難が予想されたのが企業交流会の企画立案とその開催の実現でした.前々回のマツダ,前回のJAXAの企業交流会では100名以上の皆様に参加していただき大盛況だったのですが,その後は開催を許諾していくれる企業が現れない状態が続いているのです.実はこれは個人的には予想していたことです.ここには品質工学を組織的に導入する企業が少なくなった,すでに社内で必要に応じて品質工学を使っているので新たに学ぶことがない,等々いくつかの要因があると思います.たしかに各企業での品質工学の活用が十分であれば企業交流会の役割は完了したとしてもよいでしょう.しかしながら品質工学の狙いを理解した上で有効活用し,成果を継続している企業は多くはないと思います.さらには新しい品質工学の技法や考え方についてはその情報を把握している企業は極めて少数でしょう.このような認識の下で,この状況を打開することを企業交流会を開催する目的として再定義しました.新しい技法を含めて品質工学の有効性を多くの企業様に再認識していただくことを狙いとしたのです.その最初の企業交流会のプログラムが決定したので共有します.

日時:2022.01.22  リモート開催
テーマ:要求仕様達成型から価値提案型への事業変革
顕在化された顧客要求に対応するだけではなく,部品メーカーがセットメーカーに新たな価値を提供する,製品提供後に継続的に顧客に価値を提供する等,顧客への新たな価値提供に関する発表と討論を行います.また,ロバストネス確保に加えて顧客の期待を超える商品を継続的に提供するためのマネジメントの在り方についても発表と討論を予定しております.

プログラム
10:00 開会挨拶 品質工学会会長  椿広計
10:10 特別講演 
「日本一労働時間が短い“超ホワイト企業”は利益率業界一」
          未来工業㈱ 社長 山田雅裕 
11:35  基調講演 
「新たなビジネスの創出を目指し、車載電装品の提案型ビジネスの構築と顧
客満足の実現を!」
          元アルプスアルパイン㈱ 技術本部・顧問 澤田謙次
12:30  昼休憩
13:30  事例発表 
(1)人の感性に訴える魚釣り用リールの究極の巻き心地を求めて
-基本機能による創造的開発の可能性-
      ㈱シマノ 井上徹夫
(2)製品機能向上型開発から市場価値創出型開発への転換による新規市場創出活動     
           リコーインダストリアルソリューションズ㈱ 成田博和

(3)コマツにおけるダントツものづくりとDXによる顧客価値最大化の取り組み     
          Immersive Technologies Pty. Ltd. 浅田寿士     
15:15 パネルディスカッション   
     「要求仕様達成型から価値提案型への事業変革」
~価値創造を実現する技法活用とマネジメントの在り方~
          司会:TM実践塾代表 芝野広志
          パネリスト: 講演者,事例発表者
16:50  閉会挨拶

プロフィール

プロフィール画像
ニックネーム 
TETSU
メッセージ
品質工学でブレークスルー
座右の銘
あきらめないこだわらない

ブログ

1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031
QRコード
携帯用QRコード