New QE

業務で品質工学を活用する目的は様々あると思います.思いつくまま上げてみます.
 (a) 素早く正確に最適条件を求めたい
 (b) 自社製品の品質(ロバスト性)を競合と比較したい
 (c) 市場で品質問題が起きないことを技術開発段階で予測判断したい
 (d) 製品化プロセスの最上流の技術開発段階で品質を確保したい
 (e) 様々な製品設計に活用可能な技術を技術開発段階で蓄積したい
この中で品質工学の目的を(a)と認識している方々が多いのかもしれません.もしそうだとすると,目的(a) の効率性はパラメータ設計よりもAI分野の自動最適化ツールの方が勝っている分野が増えているので,昨今の品質工学への注目度の低下は当然のことかもしれません.このことは米国の機械学会(ASME)主催の国際大会(IMECE)のOptimizationセッションに参加したときも感じました. AIが登場する以前までは(a)の難易度が高く,米国でも品質工学のパラメータ設計が注目されていたのでしょう.

今後は(b)~(e)を目的とする品質工学を今まで以上にアピールしなければと思います.そして,さらに言えば,これまでの(b)~(e)の品質は狩野モデルの”当たり前品質”であったと思いますが,お客様の期待を超える製品を提供しなければグローバル競争で生き残れなくなった時代に合わせて,今後は品質工学の目的に,
”お客様の期待を超える一元的品質や魅力品質のロバスト性を技術開発段階で確保する”
も加えて新しい品質工学を発信してきたいと思います.
新しい品質工学Neo-QEについて質問などあれば
”CONTACT"
にどうぞ


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